チャットで「ネグレクト」という言葉を見かけて、ネガティブな意味なのか、それとも戦術なのか迷った経験はないでしょうか。実はこの言葉、ボットレーンでサポートがとる動きを指すことが多く、捉え方によって評価が大きく変わります。
状況次第では立派な戦略にもなれば、単なる嫌がらせになることもある、少し奥深い用語です。ここでは、ネグレクトの本来の意味から、サポートが行う理由、そしてADC側の対策まで、わかりやすく整理して解説します。
LoLのネグレクトとは?意味をわかりやすく解説
英語の「neglect」は、本来「放棄」「世話を怠ること」を意味する言葉です。日本では育児放棄を指す言葉として知られていますが、ゲーム内では少し違ったニュアンスで使われます。
LoLにおける「ネグレクト」は、主にボットレーンで使われる用語です。本来ADCとサポートの2人で行うレーン戦を、サポート側が途中で切り上げ、TOPやMIDへのローム中心に動くことを指します。
つまり、相方であるADCをレーンに残し、サポートが別の場所で仕事をしに行く動きです。言葉の響きはネガティブですが、LoLでは必ずしも悪意のある行為とは限らない点が、この用語の特徴だと言えます。そのため、まずは「どういう状況で起きるのか」を理解することが大切です。
LoLのネグレクトをサポートが行う主な理由
サポートがレーンを離れるのには、ちゃんとした理由があります。やみくもに放棄するわけではなく、多くは「これ以上ボットにいても勝てない」と判断した結果です。
主なきっかけは次のとおりです。
- 構成が不利:相手のボットがカウンターで、まともに殴り合えない
- 序盤に大きなキル差がついた:取り返せないほどの差が生まれた
- レーンで主導権を取れない:居続けても消耗するだけ
こうした状況で、サポートはボットを諦めて他レーンへ向かいます。狙いは、不利なレーンに時間を使い続けるのではなく、勝てる可能性のある別レーンに介入して、チーム全体の不利を取り返すことです。一見すると見捨てる行動ですが、その裏にはマップ全体を見た判断があります。
LoLのネグレクトは悪い行為?戦術との違い
「相方を置いていく」と聞くと冷たい行動に思えますが、ネグレクトは一概にひどい行為とは言い切れません。むしろ、戦況によっては合理的な選択になります。
戦術としてのネグレクトでは、ADCはレーンに残って一人で経験値と最低限のファームを確保し、サポートは他レーンで活躍することで、チーム全体として不利を巻き返そうとします。役割分担で被害を最小化しているわけです。
もちろん、放置されるADCにとっては退屈で、面白い展開とは言えません。しかし「個人のレーンを捨ててでもチームの勝ち筋を残す」という発想は、勝利を目指すうえでは理にかなった判断です。悪意があるかどうかが、ただの放棄と戦術的ネグレクトを分ける境目になります。
LoLでネグレクトされたADCの立ち回りと対策
サポートがロームに行ってしまったとき、ADCがどう動くかで被害の大きさは変わります。落ち着いて対応すれば、最低限のリソースは確保できます。
経験値だけは確保する
たとえキルを取られても、経験値を取り続けることが最優先です。レベルさえ落とさなければ、中盤以降に巻き返す土台は残せます。無理にCSを取りに前へ出ず、安全な位置からミニオンの経験値を吸う意識を持ちましょう。
無理に戦わず生き延びる
サポートがいない状態で2対1を仕掛けられたら、戦わずに引くのが基本です。デスを重ねて相手をさらに育てるくらいなら、タワー下で耐えてファームに徹する方が、結果的にチームの助けになります。味方ジャングラーに状況を伝え、ガンクを呼ぶのも有効な手段です。
LoLのネグレクトと本当のトキシック行為の境界線
ここまで紹介したのは「戦術としてのネグレクト」ですが、まったく性質の異なる、悪質なネグレクトも存在します。両者を区別しておきましょう。
問題なのは、サポートとADCの息が合わず、口論の末に腹いせでADCをわざと放置するケースです。これはチームの勝利ではなく、感情を理由に相方を見捨てる行為であり、本当の意味でのネグレクトと言えます。
| タイプ | 目的 | 評価 |
|---|---|---|
| 戦術的ネグレクト | チーム全体の不利挽回 | 合理的な判断になり得る |
| 感情的ネグレクト | 腹いせ・嫌がらせ | トキシックな行為 |
見極めのポイントは、その行動に「勝つための意図」があるかどうかです。同じ放置でも、チームのための判断か個人的な感情かで、意味はまったく変わってきます。
LoLのネグレクトとチームとして向き合う考え方
ネグレクトを巡るトラブルの多くは、意思疎通の不足から生まれます。最後に、チーム全体で気持ちよくプレイするための考え方を整理します。
サポート側がロームを選ぶなら、ピンやチャットで意図を伝えるのが理想です。「他レーンを助けに行く」と一言共有するだけで、放置されたと感じるADCのストレスは大きく減ります。
そしてADC側も、孤立したことを責めるより、自分にできる仕事に集中する方が建設的です。味方を非難するトキシックな言動は、巡り巡って自分の試合を不利にするだけです。
LoLはあくまでチームゲーム。互いに敬意を払い、感情ではなく勝利を基準に動くことが、ネグレクトを「ただの放棄」ではなく「有効な戦術」に変える鍵となります。
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