チャットや配信で飛び交う「FB」という言葉。同じFBでも、LoLには2つの異なる意味が存在します。文脈を取り違えると会話がかみ合わなくなる、少し厄介な略語です。
本記事ではFBが持つ「ファーストブラッド」と「フィードバック」という2つの意味を、それぞれの使われ方や見分け方を含めて整理し、どちらの場面でも迷わず理解できるように解説していきます。
LoLのFBには2つの意味がある|フィードバックとファーストブラッド
まず結論として、LoLにおけるFBには大きく2つの意味があります。1つはゲーム内で使われる「First Blood(ファーストブラッド)」、もう1つは大会やコーチングの場で使われる「Feedback(フィードバック)」です。
どちらも略すと同じ「FB」になるため、初心者ほど混乱しやすい用語といえます。意味の違いは、使われる場面によってはっきり分かれます。
2つのFBの違い
| 意味 | 場面 | 内容 |
|---|---|---|
| First Blood | 試合中・ゲーム内 | その試合で最初に発生したキル |
| Feedback | 試合後・大会・スクリム | プレイに対する指摘・助言 |
「試合中のFBはファーストブラッド、振り返りやコーチングのFBはフィードバック」、それぞれの意味を順に詳しく見ていきましょう。
LoLのFB(ファーストブラッド)とは何かを基礎から解説
ゲーム内で最もよく使われるFBは、「First Blood(ファーストブラッド)」の略です。その試合で最初に発生したキルを指す、戦況に関わる重要な用語です。
用語解説サイトでも、LoLではファーストブラッドを略してFBと言い、敵味方あわせて最初に取ったキルをFBというと説明されています。LoL Esports公式も、試合の中で発生する最初のキルをファーストブラッドと呼び、成功するとキルの賞金に少しだけボーナスが付くと紹介しています。
ゲーム内での使われ方
- 「FB取った」=最初のキルを獲得した
- 「FB渡した」=最初のキルを相手に与えてしまった
- 「FBチャンスある」=最初のキルを狙える状況だ
試合中のチャットやピンで飛び交うFBは、ほぼ間違いなくこのファーストブラッドを指していると考えてよいでしょう。スピード感のあるゲーム内コミュニケーションで頻出する略語です。
LoLのFB(ファーストブラッド)で得られるゴールドと効果
ファーストブラッドが特別視されるのは、通常のキルより大きな報酬が得られるからです。序盤の貴重なリソース差を生み出す、明確なメリットがあります。
解説サイトによれば、FBを確保したプレイヤーには400ゴールドが与えられ、それをアシストしたプレイヤーにも報酬が入るとされています。通常のキル報酬は300ゴールドのため、最初のキルだけは上乗せされる仕組みです。
ファーストブラッドのメリット
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 通常キル報酬 | 300ゴールド |
| FB報酬 | 400ゴールド(100ゴールド上乗せ) |
| 発生時間 | 多くは試合開始5〜10分以内 |
同サイトでも、FBは通常試合開始後の5〜10分以内に起こり、確保したチームにゴールドが与えられてチームに有利に働くと説明されています。この序盤のわずかな優位が、雪だるま式に拡大していくスノーボールの起点になるのがLoLの大きな特徴です。
LoLのFB(フィードバック)とは|大会やコーチングでの意味
もう1つのFBが「Feedback(フィードバック)」です。主に試合後の振り返りやコーチングの場で、プレイに対する指摘や改善点を伝えることを指します。
ビジネスやSNSでもFBがフィードバックの略として広く使われているように、LoLでも競技志向の強い場面ではこの意味で用いられます。とくに、コーチが選手のプレイを分析して助言する大会シーンで頻出します。
フィードバックとしてのFBの使われ方
- 「コーチからFBもらった」=プレイへの助言・指摘を受けた
- 「スクリム後にFBする」=練習試合の振り返りで改善点を共有する
- 「いいFBだった」=的確で役立つ助言だった
こうした使い方は、ストリーマー大会「The k4sen(ザカセン)」のような、コーチングや成長を主軸に据えたイベントで特に定着しています。試合の勝敗そのものより、選手がどう上達したかに焦点を当てる文化のなかで、FB=フィードバックという用法が根付いているのです。
LoLの大会でFB(フィードバック)が重視される理由
なぜ大会の文脈でフィードバックが重要視されるのでしょうか。その背景には、近年の大型コミュニティ大会が持つ独特の性質があります。
k4sen氏主催の「The k4sen」シリーズは、数日間にわたる練習期間(スクリム)を通じて参加者の「成長」やチームの「絆」を描く、ドキュメンタリー性の高いエンターテインメントとして確立されていると評価されています。
コーチングが大会の核になっている
これらの大会では、各チームにコーチが付き、スクリム後に綿密な振り返りが行われます。実際に大会のスケジュールにもコーチ会議やスクリムが組み込まれており、反対ブロックのチームと練習試合を実施するといった形で、練習と振り返りの時間が確保されています。
初心者の成長を支える仕組み
The k4senは、日本国内でのプレイヤー人口の伸び悩みや「初心者には敷居が高い」というイメージを払拭する役割を果たし、FPS勢のストリーマーやその視聴者をLoLに引き込むきっかけを作ったイベントとして知られています。初心者が短期間で上達するには、的確なフィードバックが不可欠であり、だからこそ大会文化のなかでFB(フィードバック)という言葉が大きな存在感を持ちます。
LoLのFBがどちらの意味かを文脈で見分けるコツ
2つの意味があるとはいえ、実際の会話で迷うことはほとんどありません。なぜなら、使われる場面で意味がほぼ確定するからです。
判断の基準
| こんな場面のFB | 意味 |
|---|---|
| 試合中のチャット・ピン | ファーストブラッド |
| 「取った/渡した」と一緒に使う | ファーストブラッド |
| 試合後・スクリム後の会話 | フィードバック |
| コーチや振り返りの話題 | フィードバック |
動詞や前後の言葉に注目する
見分けの最大のヒントは、FBと一緒に使われる言葉です。「取る・渡す・狙う」ならファーストブラッド、「もらう・する・返す」ならフィードバック。
つまり、FB単体ではなく、それがどんな場面で・どんな言葉とともに使われているかを見れば、意味は自然と一つに絞られます。
LoLのFB(ファーストブラッド)を狙う・取られない立ち回り
最後に、ゲーム内でより実用性の高いファーストブラッドについて、狙い方と守り方の両面を整理します。序盤の流れを左右する重要な要素です。
FBを狙うための立ち回り
ファーストブラッドは、レーナーとジャングラーの連携(ガンク)で狙うのが王道です。事前にピンやチャットで仕掛けの意思を共有し、相手のフラッシュの有無を確認してから動くことで成功率を高めます。序盤に火力のピークが来るチャンピオンほど、積極的に先制点を狙えます。
FBを取られないための守り
逆に取られない意識も同じくらい重要です。序盤の不用意な前傾やトレードは、FBを献上する最大の原因になります。相手ジャングラーが見えないときは深追いを避け、CSを安全に取ることを最優先にするのが基本です。
取られても引きずらない
万一FBを取られても、慌てて取り返そうとして次のキルまで与えるのは最悪の展開です。序盤の1キルに一喜一憂せず、長い試合のなかで取り返す冷静さを保つことが、安定した立ち回りにつながります。そして試合後には、自分のプレイを振り返るフィードバック(=もう1つのFB)を活かして次に繋げる。この両輪こそが上達の近道といえるでしょう。
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