「抽象的な哲学的問題」とは、目に見えるモノの説明ではなく、「そもそも〜とは何か?」を言葉や考えで深掘りするタイプの問いのことです。正解が1つに決まりにくいぶん、考える力そのものが鍛えられます。
この記事では、中高生でもイメージしやすいよう、抽象的になる理由・よくある具体例・考え方のコツまでをまとめていきます。「難しそう…」と思っていても、身近な話に置き換えると意外と理解できます。
抽象的な哲学的問題とは?一言でいうと
抽象的な哲学的問題は、「前提を問い直す問い」です。たとえば「自由って何?」「本当の自分って何?」のように、普段は当たり前だと思っている言葉や考えを、いったん止めて見直します。
ポイントは、答えを暗記するというより、「どう考えるかの道筋」が大事になるところです。同じ問いでも、前提や価値観が違えば結論も変わることがあります。
また哲学の問いは、現実の行動にもつながります。「正しいって何?」を考えると、SNSでの言い方やルールの作り方が変わるかもしれません。つまり哲学は、「生き方の設計図を点検する作業」にも近いです。
なぜ「抽象的」になるの?科学や数学との違い
哲学が抽象的になりやすいのは、扱うものが「目に見える物」ではなく、「意味・価値・概念」だからです。たとえば「時間」や「正義」は存在しているようで、手でつかめませんよね。
科学は観察や実験で確かめやすい一方、哲学は「そもそも観察って何を信じていいの?」のように、「確かめ方そのもの」を問題にします。だから、答えが“測定”で決まらない場面が多いです。
比較表
| 分野 | 得意な問い | 確かめ方の中心 |
|---|---|---|
| 科学 | 何が起きる?なぜ起きる? | 観察・実験・データ |
| 数学 | この条件なら必ず成り立つ? | 定義・証明 |
| 哲学 | そもそも〜とは何? | 言葉の整理・論理・反例 |
つまり哲学は、「問いの土台を整える」ことを担うことが多い、と覚えるとわかりやすいでしょう。
代表的な抽象的哲学問題。例えば?
ここでは「抽象的な哲学的問題」の定番を、短くイメージできる形で紹介します。どれも正解が1つというより、納得できる理由を作ることが大切です。
例1:自由意志はある?
人は本当に自分で選んでいるのか、それとも環境や性格に決められているのか?「選択の責任」にも関わります。
例2:意識って何?
痛みや喜びなどの感覚は、脳の動きだけで説明できるのか。「主観はどこから来る?」という問いです。
例3:同じ人ってどう決める?(同一性)
記憶が変わったら別人?見た目が同じなら同じ人?「自分らしさの条件」を問います。
例4:現実は本当に現実?
夢やVR、だまされている可能性を考えると、「確実に信じられるもの」は何かが問題になります。
例5:知っているってどういうこと?
「知ってる」は“当てた”だけ?理由が必要?「知識の条件」を整理する問いです。
例6:正しい・善いとは何?
ルール、結果、気持ち、どれを優先する?「倫理の基準」を考えます。
例7:人生の意味はある?
意味は最初からあるのか、自分で作るのか。「生きる目的の作り方」に関わります。
身近な出来事を哲学問題に変える方法(問いの作り方)
哲学は、遠い世界の話ではなく、日常から作れます。コツは、出来事そのものより、「その出来事を支える言葉」に注目することです。
問いを作る3ステップ
- ① いつもの言葉を拾う(例:「ズルい」「普通」「推し」「幸せ」)
- ② 「それって何?」と定義を聞く(例:「ズルい」と「不公平」は同じ?)
- ③ 境界線を探す(例:どこからがズルい?例外はある?)
たとえば「友だちに合わせるのは良いこと?」は、「協調って何?」や「自分らしさって何?」につながります。
もう一つのコツは逆の立場を置くことです。「もし自分が相手だったら?」と考えると、問いが急に具体的になります。
答えが一つに決まりにくい理由
抽象的な哲学的問題が難しく感じるのは、頭が悪いからではなく、決める材料が1種類じゃないからです。いくつか理由があります。
理由1:前提が人によって違う
「自由」を大事にする人と「安全」を大事にする人では、同じ問題でも結論が変わります。哲学ではまず、前提をそろえる作業が必要です。
理由2:言葉があいまい
「正しい」「普通」「幸せ」などは、人によって意味がズレます。だから、言葉の定義を確認しないと話がすれ違います。
理由3:証明の形が一つではない
実験で決まる問題もあれば、論理で整理する問題もあります。哲学は、納得できる理由づけを重ねて、より筋のよい考えに近づけていくイメージです。
考えるときのコツ:論点整理・反例・思考実験
哲学の答えは「感想」になりがちですが、コツを使うとグッと説得力が出ます。大事なのは、何を争点にするかをはっきりさせることです。
コツ1:論点を1行で言い切る
例:「この問題は、結果を優先するべきか、ルールを優先するべきかだ」など、「対立の軸」を作ります。
コツ2:反例を探す
自分の意見が常に正しいなら、例外がないはずです。「でもこの場合は?」という反例を出すと、意見が洗練されます。これは「弱点を見つけて強くする」練習です。
コツ3:思考実験で試す
現実では試せない状況を想像して、考えをチェックします。たとえば「記憶が全部入れ替わったら同じ自分?」など。思考実験は、「考えの動作テスト」として便利です。
勉強・進路・日常での活かし方(抽象を現実に戻す)
抽象的な哲学的問題を考える力は、実はかなり実用的です。理由は、世の中の多くの揉め事が、定義のズレや前提の違いから起きるからです。
学校でのメリット
小論文・面接・レポートでは、結論よりも根拠と反対意見への対応が見られます。哲学的に考える練習は、筋道のある説明を作るのに直結します。
日常でのメリット
SNSで議論が荒れるとき、だいたい言葉の意味がバラバラです。「それって正義の話?配慮の話?」と整理できるだけで、無駄なケンカを減らせます。これは冷静に整理する技術です。
進路にもつながる
法律、心理、教育、デザイン、AIなど、いろんな分野で「何を大事にするか」を決める場面があります。哲学は、価値判断の土台を作る訓練として役立ちます。
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