特急あずさに乗るとき、どの座席を選べばいいか迷ったことはないでしょうか。全車指定席のため、なんとなく予約すると、その席で全区間を過ごすことになります。
だからこそ、少し座席選びを意識するだけで、移動時間の快適さは大きく変わります。この記事では、あずさの座席の基本から、富士山が見える席、窓枠を避ける法則、荷物やトイレでの選び方、そしてお得な予約方法までを、目的別に分かりやすく解説していきます!
特急あずさの座席を選ぶ前に知る基本
まずは、あずさの座席まわりの基本を押さえましょう。ここを知らずに予約すると、思わぬ失敗につながります。
あずさは中央本線の新宿〜松本間を結ぶ特急で、現在は最新車両E353系で運転されています。2019年3月から全車指定席となり、自由席はありません。そのため、座席選びの重要度が高い列車です。
座席が確保できない場合は「座席未指定券」という選択肢もありますが、これは空席に座り、指定席券を持つ人が来たら移動する方式です。料金は指定席と同額なので、確実に座りたいなら座席を指定しておくのが安心です。
特急あずさの座席配置とA席・D席の違い
座席を選ぶには、まず配置を理解する必要があります。E353系の普通車は横4列です。
座席は「A・B|通路|C・D」と並び、A席とD席が窓側、B席とC席が通路側です。景色を楽しみたいなら窓側(A/D)、立ち座りのしやすさを重視するなら通路側(B/C)を選ぶのが基本になります。
全席にテーブルとコンセントが備わっているため、パソコン作業やスマホ充電はどの席でも可能です。加えて全車両にWi-Fi(JR-EAST_FREE_Wi-Fi)が装備され、シートピッチも1,160mmとゆとりがあります。空気ばね式の車体傾斜装置により揺れが少なく、長時間でも疲れにくい設計です。
特急あずさの座席で富士山が見えるのはどこ?
あずさの車窓の目玉といえば、やはり富士山です。せっかくなら、見える側に座りたいところ。
富士山は、大月〜甲府間、特に勝沼ぶどう郷付近が絶景ポイントです。進行方向に向かって右側(一般にD席側とされる区間)から眺めやすいとされます。ただし天候や時間帯によっては見えないこともあります。
富士山以外にも、あずさは南アルプス、甲府盆地、八ヶ岳、諏訪湖など見どころが豊富です。総合的に景色を楽しみたいなら、これらのスポットを眺めやすいD席がおすすめとされます。八ヶ岳を重視するならA席という選び方もあります。
特急あずさの座席で進行方向を間違えないコツ
富士山側を狙ううえで、絶対に外せない注意点があります。それが「進行方向の確認」です。
「D席=右側」といっても、それは進行方向によって変わります。JR東日本では1号車・1番席が東京側にあたり、これは上り・下りで変わりません。えきねっとや指定席券売機のシートマップで、東京方面がどちら側かを確認してから選びましょう。
ここを間違えると、「窓側を取ったのに富士山が反対側だった」という失敗が起こります。予約画面のシートマップで進行方向をしっかり確かめることが、景色を楽しむ最大のコツです。車両や号車により設備配置が異なる場合もあるため、最新の編成図も併せて確認すると確実です。
特急あずさの座席で窓枠を避ける席番の法則
同じ窓側でも、窓枠(サッシ)が視界を遮る「ハズレ席」があります。これを避けるための目安があります。
下り(新宿→松本)は奇数列、上り(松本→新宿)は偶数列を選ぶと、窓枠に当たりにくいとされています。例えば下りなら1A・3A、上りなら2D・4Dといった具合です。大きな窓を活かして、景色を存分に楽しめます。
ただし、これはあくまで目安です。車両や号車によって窓の割り付けが微妙に異なる可能性があるため、100%確実ではありません。最終的には、えきねっとのシートマップで窓と座席の位置関係を確認しながら選ぶのが、失敗しない方法です。
特急あずさの座席を荷物・トイレで選ぶ
景色以外の快適さで選びたい人向けに、荷物置き場とトイレの位置も紹介します。長距離移動では意外と重要です。
スーツケースやスキー板など大きな荷物がある場合は、荷物置き場(2段ラック)が設置された号車を選ぶと便利です。E353系では一部の号車の車端部に荷物置き場が設けられています。9号車はグリーン車で、そのほかは普通車指定席です。
トイレは全号車にあるわけではなく、偶数号車を中心に配置されています。2号車と9号車には車いす対応の多機能トイレがあり、おむつ替えシートも備わっているため、お子さん連れにも便利です。荷物やトイレを重視する人は、予約時に公式のシートマップで最新の配置を確認しておきましょう。
特急あずさの座席まとめとお得な予約法
最後に要点を整理します。特急あずさは全車指定席なので、座席選びが快適さを左右します。景色重視ならA/D席の窓側、荷物が多いなら荷物置き場のある号車が有力候補です。
富士山を見たいなら、シートマップで進行方向を確認したうえで富士山側の窓側を、窓枠を避けたいなら下り奇数列・上り偶数列を選ぶのがコツです。
予約は、みどりの窓口・指定席券売機・えきねっとで可能です。中でもえきねっとは、シートマップを見ながらスマホで座席を選べて便利なうえ、チケットレスや「えきねっとトクだ値」なら割引も適用されます。少し座席選びを意識するだけで、松本への旅がぐっと快適になります。
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