『Core Keeper(コアキーパー)』は2022年3月8日にSteamから発売され、現在話題となっているサンドボックス型アドベンチャーゲーム。
ランダムに生成された謎の地下世界を舞台に、探検家となって洞窟の冒険や拠点構築を進めていきます。
今回は、そんな Core Keeper をプレイするにあたっての推奨PCスペックや必要動作環境(CPU,グラボ、メモリ、HDDなど)、ゲームが重い、動かない時の対処方法について解説します!
Core Keeper 推奨PCスペック、必要動作環境について
Core Keeper のシステム要件は、Steamの公式販売ページから確認できます。
最低スペック | 推奨スペック | |
環境 | 64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要 | 64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要 |
OS | Windows 10 x64 | Windows 10 x64 |
プロセッサー | Intel Core i3-6100 3.70GHz / AMD A4-4020 APU with Radeon 3.2 GHz | Intel Core i5-11th Ci5-11300H 3Ghz / AMD Ryzen 5 Ci5-4600H 3Ghz |
メモリー | 8 GB RAM | 16 GB RAM |
グラフィック | Nvidia GTX950 | Nvidia GTX 1650 |
最低スペックの条件では、最低限ゲームが起動できるだけで快適に遊ぶことは困難です。解像度を下げるなどの対策をして初めてプレイできる程度の環境と捉えて良いでしょう。
快適で重くないプレイングを望むのであれば、推奨スペック以上のPC環境でプレイすることをおすすめします。
Core Keeper ゲームが重い、動かない、落ちる時の対処方法
Core Keeper は、見た目はドット絵で低スペックPCでもしっかり動きそうな印象がありますが、ワールドデータがかなり広く、意外と落ちたり動かなくなったりすることも多々あるようです。
Steamゲームに広く言えることですが、ゲームが重くなる原因には次のようなことが考えられます。
- PCスペックが不足している
- ゲームファイルが破損している
- GPUドライバに問題がある
- セキュリティソフトが干渉している
- MODが干渉している
実際にどこに原因があるのかはすぐ分からないので、1つづつ調べて判断していく必要があります。
対処方法①:ゲームファイルの整合性確認
Core Keeper を起動した際に重くてクラッシュする、突然動かなくなる、固まるなどの現象が多い場合は、ゲームファイルの一部が破損している可能性があります。
この場合、一度「ゲームファイルの整合性確認」を実行することをおすすめします。
「ゲームファイルの整合性確認」とは、ゲームファイルに破損などの不具合がないかを確認し、自動で必要なファイルをダウンロードして修正するシステムです。
ゲームファイルの整合性確認を実行するには、以下の手順で操作します。
- Steam を起動。
- 上部メニューの「ライブラリ」をクリック。
- 左側のゲーム一覧から、Core Keeperを右クリック。
- 「プロパティ」を選択。
- 「ローカルファイル」を選択。
- 「ゲームファイルの整合性確認」を実行。
- 全ファイルの確認が完了したら終了。
上記の手順でゲームファイルの整合性確認を行えます。整合性チェックは自動で進行するので、完了するまで待ちましょう。場合によっては時間がかかる場合もあります。
確認が完了したらゲームを再起動し、不具合が直っているかどうか確認してみましょう。
対処方法②:セキュリティソフトをオフにする
PC内に入っているセキュリティソフトがゲームファイルをウイルスであると検知してしまうケースや、Core Keeper や Steam のオンライン通信を不正なものとして遮断してしまうケースもあるようです。
以下の方法から、セキュリティソフトの機能をオフにして動作が改善しないか順番に確認して下さい。
- Core Keeper を起動した時にセキュリティソフトの警告が出るのであれば、ブロックをオフ、もしくは許可してゲームを起動。
- セキュリティソフトのセキュリティ除外設定にゲームのプログラムを追加。
- セキュリティソフトを一旦停止。
セキュリティソフトの機能をオフにしてゲームの動作が改善する場合は、セキュリティソフトが原因だと判断できます。
対処方法③:GPUドライバを最新版へアップデート
GPUドライバに不具合があり、それが原因になって動作が重くなることもあるようです。
GPUドライバに不具合がある場合は最新版にアップデートすることで改善することが多いため、GPUメーカーの公式サイトから最新のドライバをダウンロードしてインストールしてください。
ゲーム用GPUとしてよく用いられている NVIDIA の GeForce と AMD のドライバは以下からダウンロードできます。
参考:NVIDIA – ドライバーダウンロードページ
参考:AMD – ドライバーダウンロードページ
PCに搭載しているGPUの型番に適合するドライバをインストールしましょう。
対処方法④:MODをアンインストール
Core Keeper のみが重くなったりクラッシュしたりする場合、Core Keeper に追加しているMODが原因となっているケースが考えられます。
ゲームにMODをインストールしている場合は、一度MODをすべてアンインストールして、動作が正常に戻らないか確認して下さい。
MODが入っていない状態で Core Keeper が正常に動く場合は、MODが原因であると判断できます。
MODを1つずつインストールして動作チェックをおこなうことで、原因のMODを特定することができます。
MODをアンインストールする方法についてはゲームによって異なるため、ゲームのマニュアルまたはMODのマニュアルを確認してください。
対処方法⑤:ゲームを最新にアップデート
Core Keeper のプログラムに不具合があり、動作が安定しないケースが考えられます。
Steam の初期設定では、ゲームは自動でアップデートされる設定になっていますが、自動アップデートをオフにしているとゲームのアップデートが行われず不具合が修正されません。
自動アップデートをオフにした覚えがある場合は、次の手順でゲームの自動アップデートを有効にして下さい。
- Steam を起動して「ゲーム」→「ゲームライブラリ」を選択します。
- 左ペインでゲームを選択して右クリック→「プロパティ」をクリックします。
- 「アップデート」タブをクリックします。
- 自動アップデートのセレクトボックスで「常にこのゲームを最新にする」が選択されていることを確認します。
- 設定を変更した場合は「閉じる」をクリックします。
上記の設定で、Steam が起動するとゲームが自動でアップデートされます。
アップデートが失敗する場合
ゲームのアップデートが失敗する場合は、ライブラリフォルダの権限に問題が起きていることが考えられます。
次の手順でライブラリの修復を試してみて下さい。
- Steamを起動して「Steam」→「設定」を選択します。
- 左ペインで「ダウンロード」を選択します。
- 「Steamライブラリフォルダ」をクリックします。
- ライブラリフォルダを右クリックして「ライブラリフォルダ修復」を選択します。
- ユーザーアカウント制御が表示されたら「はい」をクリックします。
- ライブラリフォルダの修復が開始します。
ライブラリフォルダが修復できたら、Steam を再起動してゲームのアップデートが正常にできないか確認して下さい。
対処方法⑥:Core Keeper を再インストール
原因不明の動作不良は、Core Keeper を再インストールすると解決することがあります。
そのため、ここまでの対処法を一通り試しても改善されない場合は、動作に問題があるゲームを再インストールしてみて下さい。
Steam のゲームを再インストールする手順は次の通りです。
- Steamを起動します。
- 上部のメニューから「ライブラリ」をクリックします。
- ゲームリストから Core Keeper を選択して右クリックします。
- 管理メニューの中にある「アンインストール」をクリックしてアンインストールします。
- Steam ストアにアクセスします。
- 検索ウィンドウを利用してインストールするゲームを探します。
- 「インストール」をクリックします。
- インストールが完了したら終了します。
以上で Core Keeper の再インストールは完了です。
パッチがある場合は自動で適用されるため、全てのプロセスが完了したらゲームを起動してください。
まとめ
Core Keeper を快適にプレイするには、PCがゲームの推奨スペック(主にCPU・GPU・RAM)を満たしている必要があります。
すべての対処方法を試してもゲームの動作が改善しない場合は、単純にPCのスペック不足が考えられます。
推奨PCスペック、必要動作環境について確認し、PCスペックを満たしていない場合は、CPUの交換やGPU(グラフィックボード)の交換、RAMの増設などを行って必要なスペックを確保しましょう。
あまりに古いPCは、CPUの交換、GPUやRAMの増設が規格の問題でできないケースもあります。その際は、スペックの高いPCの購入を検討しましょう。