お正月に親戚や祖父母からお年玉をいただいたら、できるだけ早くお礼を伝えるのがマナーです。とはいえ、いざLINEやメール、電話で伝えようとすると「どんな言葉なら失礼にならないかな」と迷いがちです。
ここでは、相手別・手段別にそのまま使えるお年玉のお礼の文例をたくさん集めました。基本のマナーや、子どもから伝えるときの言い方、避けたいNG表現まで、コピーしてすぐ使える形で紹介します!
お年玉のお礼を伝える基本マナーと例文を選ぶ前のポイント
例文を選ぶ前に、まず押さえておきたいのが基本のマナーです。お年玉のお礼で大切なのは、「お返し」の品ではなく「感謝の言葉」を早めに伝えることです。お年玉は子どもへの好意なので、品物でお返しをすると相手がかえって恐縮してしまいます。基本はお礼を伝えれば十分です。
タイミングは、いただいたその日、遅くとも1週間以内が目安です。日が経つほど感謝は伝わりにくくなるため、早さが何より大切です。
伝える手段は、相手との関係で選びます。下の表を参考にしてください。
| 手段 | 向いている相手 |
|---|---|
| 電話 | 目上の親戚、祖父母、遠方の方 |
| 手紙・はがき | 特に丁寧にしたい目上の方 |
| LINE・メール | 親しい親戚、若い世代 |
そして可能なら、いただいた子ども本人からひと言伝えるのが一番喜ばれます。声や成長を感じられることが、贈った側にとって何よりのお礼になるからです。
【相手別】お年玉のお礼の例文|祖父母・親戚・友人向け
同じお礼でも、相手との距離感で言葉づかいは変わります。関係性ごとに、そのまま使える文例を紹介します。
祖父母へ
- お年玉ありがとう。◯◯(子の名前)もすごく喜んでいました。大事に使わせてもらうね。
- 温かいお心遣いをありがとうございます。◯◯は「貯金する」と張り切っています。
- いつも気にかけてくれてありがとう。お正月に元気な顔を見られてうれしかったです。
親戚(おじ・おば)へ
- 先日は◯◯にお年玉をいただき、ありがとうございました。本人も大喜びで、さっそく欲しかった本を選んでいました。
- お会いできてうれしかったです。お年玉まで頂戴し恐縮です。◯◯も「ありがとうって伝えてね」と申しておりました。
友人・知人へ
- うちの子にお年玉ありがとう!◯◯、すごく喜んでたよ。今度はぜひ遊びに来てね。
- お年玉ありがとう〜!大切に使わせてもらいます。落ち着いたらゆっくり会おうね。
どの相手でも、子どもの喜んだ様子や使い道をひと言添えると、ぐっとあたたかい印象になります。贈った側は、子どもが喜ぶ顔を見たくてお年玉を渡しているからです。「金額」ではなく「気持ちと反応」に触れるのが、好印象のお礼のコツです。
【LINE向け】お年玉のお礼の例文集
親しい親戚や友人なら、LINEでのお礼でも失礼にはあたりません。気軽に、でも気持ちはしっかり伝わる文例を集めました。
シンプルに伝える
- あけましておめでとう!◯◯にお年玉ありがとう😊 大事に使うね。
- お年玉ありがとう!◯◯も大喜びでした。また会えるの楽しみにしてます。
少していねいに伝える
- 昨日はありがとうございました!お年玉まで頂いてしまって恐縮です🙏 ◯◯、ニコニコでした。
- 新年のごあいさつが遅くなってごめんね。◯◯にお年玉ありがとう。今年もよろしくお願いします。
LINEでは長文よりも、短く温かいメッセージのほうが好まれます。写真を送れる相手なら、お年玉を持って笑う子どもの写真を一枚添えると、言葉以上に喜びが伝わります。絵文字は1〜2個までにとどめると、軽くなりすぎず読みやすくなります。送るのは、いただいた当日か翌日が理想です。
【メール向け】お年玉のお礼の例文集
少し改まった相手や、文章で丁寧に伝えたいときはメールが便利です。件名を添えると、用件がひと目で伝わります。
親戚へのメール例文
件名:お年玉のお礼
◯◯おじさん
あけましておめでとうございます。
先日は◯◯にお年玉をいただき、ありがとうございました。本人もとても喜んでおり、「貯金して自転車を買う」と張り切っています。
寒い日が続きますので、どうぞお体を大切にお過ごしください。本年もよろしくお願いいたします。
会えなかった相手へのメール例文
件名:お年玉をありがとうございました
今年のお正月はお会いできず残念でしたが、◯◯にお年玉をお送りいただき、ありがとうございました。◯◯も大喜びで、さっそくお礼を言いたいと申しております。またお会いできる日を楽しみにしています。
メールでは「お礼→子どもの様子→相手を気づかう言葉」の流れにすると、自然にまとまります。事務的になりすぎないよう、近況をひと言添えるのがポイントです。
ただし、目上の方やかしこまった相手には、メールより電話や手紙のほうが丁寧な印象を与えます。
【電話・手紙向け】お年玉のお礼の例文と伝え方
声や手書きの文字は、文章だけのメールよりも気持ちが伝わりやすい手段です。目上の方には特におすすめです。
電話で伝えるときの流れと例文
電話は「新年のあいさつ→お礼→子どもに代わる」の順がスムーズです。
あけましておめでとうございます。先日は◯◯にお年玉をありがとうございました。本人もとても喜んでおります。少し代わりますね。
手紙・はがきの文例
あけましておめでとうございます。先日は◯◯にお年玉をいただき、ありがとうございました。◯◯は「ありがとう」と何度も言いながら、大切にお財布にしまっていました。今年も家族ともども、どうぞよろしくお願いいたします。
手紙では、子どもの具体的な反応を一場面だけ切り取って書くと、情景が浮かんで喜ばれます。一筆箋やはがきに手書きするだけで、丁寧さが格段に伝わります。遠方の祖父母には、子どもの似顔絵や手書きメッセージを同封すると、何よりの贈り物になります。
子どもから伝えるお年玉のお礼の例文
お礼は、できれば子ども本人の口から伝えるのが理想です。年齢に合わせて、無理のない言い方を選びましょう。
未就学〜低学年(短いひと言)
- おとしだま、ありがとう!
- ありがとう。だいじにつかうね。
中〜高学年(理由や使い道を添える)
- お年玉ありがとうございました。ほしかった本を買うのに使います。
- お年玉ありがとう。半分は貯金して、半分でゲームを買おうと思っています。また会えるのを楽しみにしています。
子どもが書く手紙の例文
おじいちゃんへ お年玉ありがとう。たいせつに つかいます。また あそびに いくね。
うまく言えなくても、本人の「ありがとう」という言葉そのものが、相手をいちばん笑顔にします。まだ自分で言えない年齢なら、親が代わりに伝えて構いません。日頃から「いただいたらお礼を言う」と教える、よい機会にもなります。言葉に詰まったときは、親がそっと隣でフォローしてあげましょう。
お年玉のお礼の例文を使うときの注意点とNG例
最後に、せっかくのお礼が逆効果にならないよう、避けたいポイントを確認しておきましょう。
- 金額に触れる:「こんなにたくさん」「思ったより…」など、額への言及は相手を気づまりにさせるので避ける
- お礼が遅い:数週間後では感謝が伝わりにくい。当日〜1週間以内に
- 品物でお返しをする:かえって相手が恐縮する。基本はお礼の言葉で十分
- 親だけで完結させる:可能な範囲で子ども本人の言葉を添える
とくに気をつけたいのが金額の話題です。お礼で伝えるべきは「金額への評価」ではなく「喜んでいる気持ち」だと覚えておきましょう。なお、地域によってはお返しの習慣がある場合もあるため、迷ったら祖父母や親に確認すると安心です。
形式よりも、早く・素直に・子どもの様子を添えて伝えること——これさえ押さえれば、どんな相手にも気持ちのよいお礼になります。
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