「イタリアンブレインロット」は、AIっぽい不条理キャラと、イタリア語っぽい語感のナレーションが合体して生まれたネットミーム(ネットの流行)!
意味はわからないのに耳と目に残って、気づけば口ずさんでしまう——そんな中毒性が拡散力になり、TikTok や YouTube Shorts で一気に広まりました。
イタリアンブレインロットとは?

イタリアンブレインロットとは、AIで生成された謎のキャラクター(動物×物体などのキメラ)に、イタリア語風の韻や早口ナレーションを当てて楽しむ著作権フリーのミーム群のこと。
「これが正解」という公式設定などはなく、みんなが同じ型を使って投稿し、二次創作で増殖していくのが特徴。だからこそ拡散力が強く、現在TikTokの流行の中心にまでなっているのです。
なぜ「イタリアン」なのか?名前の由来
「イタリアン」と呼ばれる理由は、発祥国がイタリアと断定できるから…というより、動画の演出がイタリア語っぽさに寄せられているからです。
具体的には、男性のイタリア語TTS風ボイスで語られたり、語尾がそれっぽい名前(〜ini/〜ello/〜inaなど)が多かったりします。音の気持ちよさが優先され、意味は二の次になりがちです。
ブレインロット(Brainrot)とは?

Brainrot(ブレインロット)は直訳すると「脳の腐敗」。ネットスラングとしては、くだらないのにやめられないコンテンツや、それを見続けて頭がそれ一色になる状態を自虐的に言う表現です。
「低品質で刺激が強い短尺を延々摂取してしまう」感覚を表す言葉として広まり、近年は一般メディアでも説明されるようになりました。あくまでミーム的な言い回しで、医学的診断名ではないです。
ブレインロット的コンテンツの中毒性の元
- 反復が多い(同じフレーズ・同じ展開)
- ほとんど中身がない(深く考えなくていい)
- シェアしやすい短さ(数秒〜数十秒)
いつから流行った?拡散のきっかけになったSNS
流行の中心はTikTokで、2025年初頭に「代表キャラ」とされる投稿が出回ったあたりから注目が加速した、と説明されることが多いです。
そこから同じ音源の使い回しやランキング/図鑑まとめ、さらにYouTube Shortsでの転載・解説が増え、国境を越えて“テンプレ文化”として広がりました。
ざっくり時系列(目安)
| 時期 | 起きたこと |
|---|---|
| 2025年1月ごろ | 初期の代表例がTikTokで拡散 |
| 2025年2〜3月 | 派生キャラが増え、まとめ動画も増加 |
| 2025年春以降 | 各国版・別シリーズが続々登場 |
結論:イタリアンブレインロットは誰が作った?「作者」問題
結論から言うと、「この人が唯一の作者」と断定しづらいタイプのミームです。なぜなら、キャラ画像・音源・テンプレ(型)が別々に作られて混ざることが多いから。
ただし、初期の代表例として語られやすいのは「Tralalero Tralala(トララレロ・トラララ)」周辺で、ここに関しては特定のTikTokアカウントの投稿が起点として言及されるケースがあります。
とはいえ、元動画の削除・転載・リミックスで履歴が追いづらくなり、音源の“作り手”についても別説が出やすい。最終的には、コミュニティ全体が作者に近い現象です。
「作者が特定しにくい」3つの理由
- 転載・再投稿で最初が埋もれる
- 音源と画像の制作者が分かれる
- テンプレ化して誰でも量産できる
「最初の投稿」はどれ?発祥候補とよく引用される元ネタ
「最初の投稿」は、何を“起点”とみなすかで候補が変わります。キャラ画像の初出なのか、音源の初出なのか、テンプレ(型)の初出なのか——で話がズレるんですね。
よく挙がる候補としては、①2025年1月ごろにTikTokで拡散した初期投稿、②削除後に別ユーザーが再投稿して大再生した例、③それ以前に「Tralalero tralala」という語が別ミーム文脈で使われていたという流れ、などがあります。
発祥候補(よく引用されるパターン)
- 候補A:初期の代表キャラ投稿(削除・BAN等で現物が見つけづらい場合あり)
- 候補B:同音源の再投稿・編集版がバズって「これが起点」と認識される
- 候補C:言葉・韻のフレーズが先に別ミームに存在し、後から合流した
なので記事では、「最初の投稿=これ!」と断言するより、“起点の種類”を分けて説明すると読者が置いていかれません。
イタリアンブレインロットはなぜここまで中毒性があり、流行ったのか
流行った理由はシンプルで、短尺プラットフォームと相性が良すぎたからです。まず、韻と反復で脳に引っかかる。次に、意味が分からなくても成立するので言語の壁を超える。さらに、AI生成で量産が容易なので供給が止まりません。
加えて、みんなが同じ“型”で遊べるので、視聴者がすぐ作り手側に回れます。結果として、
- 見る→マネする→改変するの循環が回る
- 図鑑化・ランキング化でコミュニティが育つ
- 子どもでも口ずさめる語感が拡散する
この「参加しやすさ」が、単発ネタで終わらずシリーズ化した大きな要因です。
結局イタリアンブレインロットは何が面白い?ハマる人・合わない人
面白さの核は、“意味がないのに気持ちいい”ところ。音のリズム、ビジュアルの不条理、設定(架空の因縁や恋愛など)の盛りっぷりが合わさって、独特の快感になります。
ハマる人の傾向
- 言葉遊びが好き(語感・反復が好き)
- 不条理コメディが好き(意味不明を笑える)
- 二次創作を見る/作るのが好き
合わない人の傾向(注意点)
- うるさい・情報量が多いのが苦手
- 一部に不適切/攻撃的な表現が混ざる可能性が気になる
- ステレオタイプ表現(雑な国いじり等)が苦手
小さなお子さんが見る場合は、音源や内容が強めの動画を避けて、安全なまとめ系から入るのがおすすめです。
まとめ
イタリアンブレインロットは、AI生成キャラ×イタリア語風ナレーションという“型”が拡散したネットミームです。TikTokを起点に、Shortsやまとめ動画で一気に広がりました。
「誰が作ったの?」は一人に決めにくく、音源・画像・テンプレが混ざって育つため、コミュニティ全体で作られた現象に近いのがポイントです。
意味よりも語感とテンポで刺さるので、ハマる人には抜け出せない中毒性があり、合わない人には「何これ…」になりやすい——そこも含めてミームらしさと言えます。
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